＜術･武具の紹介＞
細かい設定を凝るのが好きなので(そのせいでなかなか本編がかけないんですけど｡)こういうことだけいっぱい決まっています｡
RPG時にアイテム集めに奔走しているクセが抜けていないので､こんなことばかり増えていくんだな､と一応自覚はしています｡
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＜術について＞
1.大まかな話
術の大別…大きく分けて精霊術・呪術・禁忌の術の三つに分けられる｡
精霊術…その名の通り精霊の力を借りて発動させる術｡最も一般的｡精霊との相性により､その人の術の得手不得手が決定する。
呪術…魔族専用の術｡相手に幻惑を見せたり､悪魔を召喚したりといったことができる｡何の力を借りているかは確認されていない｡
禁忌の術…その威力の強力さゆえに封印された術｡精霊の力を借りる術のほかに､一部神の力を借りる術もあるとの事｡その性質上､普通の生活を送っている人々には名前すら知られていない術が多く属している｡
2.精霊たち
万物に宿る､一種のエネルギー体｡現在､以下の精霊が知られている｡
・炎の精霊『サラマンダー』…炎に関する現象と､剣を司る精霊｡とても攻撃的｡
・水の精霊『ウンディーネ』…水に関する現象と､槍を司る精霊｡治療の力を持つ｡
・風の精霊『シルフ』…風に関する現象と大気そのもの､他に弓矢を司る精霊｡
・地の精霊『ノーム』…大地の動きに関する現象と､槌鉾を司る精霊｡
・光の精霊『ブライト』…光･陽などに関する現象と､盾を司る精霊｡
・闇の精霊『シャドウ』…闇･陰などに関する現象と､兜を司る精霊｡
・時の精霊『クロノス』…時間･時空に関する現象と､鎖を司る精霊｡
・樹の精霊『ドリアード』…生命の誕生と死を司る精霊｡恐らく本編での出番は…
・金の精霊『アウラ』…雷関連の現象と､物質の想像を司る精霊｡
3.精霊術の一例
①炎の術
・ファイアーボール…直径10cm程の光球を生み出し､標的にぶつける術｡着弾時に周囲１ｍを炎上させる｡
・フレア…標的の体内に直接発動し､体内から焼き払う術｡建物には引火しない｡
・クリムゾン…術者を中心に､周囲に炎を撒き散らす広範囲攻撃術｡敵でも味方でもお構いなし｡
②水の精霊
・ヒール…体の傷をいやし､体内の毒も浄化する｡術者の力量に左右されにくく､常に一定の効力が望まれる｡
・キュア…体に起こった異変をたちどころに治療する術｡強力になれば､解呪の真似事もできる｡
・フリーズランス…大気中の水分を一箇所に収集凍結させて氷の投槍を作る術｡
③風の精霊
・エアカッター…薄く鋭い風の層を相手にぶつけ､無数の切り傷を負わせる術｡連続して使えば硬い岩盤も破壊できる｡
・ウィンド…局地的な突風を生み出し､複数の標的を一度に押し倒す術､殺傷力は皆無｡
・タイフーンアロー…大竜巻と､それに伴い発生した雷を矢の形に凝集した術｡風と金の精霊の合成術｡
④地の精霊
・アースクェイク…町１つを破壊するほどの地震を発生させる術｡屋内使用厳禁｡
・サンドストーム…地表の石や砂を巻き上げて相手の行動を封じる術｡攻撃力自体は低い｡地と風の合成術。
・イラプション…標的の足元から溶岩を噴出させる術で､殺傷力が高い｡地と炎の合成術｡
⑤光の精霊
・ムーンライト…月の光から来る神秘の力で傷を大幅に癒す術｡月がないと使えない｡
・ライティング…ただ単に明かりを生み出す術｡通常は球体で､術者の意思で動かせる｡
・ホーリーボール…まばゆい光を放つ光球を標的にぶつける術｡着弾と共に聖なる光を放出し､アンデッドを一掃する｡
⑥闇の精霊
・ダークウェイブ…術者の前方に扇状に衝撃波を放出する術｡屋内で使えばまず回避不可｡
・シャドウボルト…負に帯電した大気を､暗黒球に込めて放つ術｡同時に､標的をしびれさせる｡闇と金の合成術｡
・デモンズランス…標的の周囲に無数の槍を生じさせ､一斉射撃する術｡詠唱時間が長い代わりに､ほぼ必殺の威力を持つ｡
⑦金の精霊
・ライトニング…天空に生じたプラズマを収束して射出する術｡威力が大きく､更に標的をしびれさせる｡
・サンダーウェッブ…広範囲に小電撃を発生させる術｡半径２０ｍ前後に存在する全てのものを､無差別攻撃する｡
⑧樹の精霊
・扱う術が特異すぎるため､まだあまり術が完成していない｡
威力は未知数｡
⑨時の精霊
・クイック…標的の周囲の時の流れだけを早くして行動力を上げる術｡毒なども早く回ってしまうので注意｡
・ブレイクダウン…標的の周囲の時の流れを切り離し､停止させる必殺の術｡成功率は１％以下｡
⑩神術（神聖魔法）
精霊魔法の中で､特に回復･復活系統を集め､強化した術の総称｡実際に神の力を借りる術は皆無に等しい｡
・アンチカース…その名の通り､呪いを打ち消す術｡時間がかかるが､ほぼ完全に成功する｡
・リザレクション…腕の一本や二本なら簡単につなげる事ができる回復系最高位の術。何故か､シンシアも使用可能｡
4.禁忌の術・魔法剣
魔法剣は､その扱いの困難さから禁忌の術に配置されている術｡威力は通常の攻撃術を軽く凌駕するほど｡魔力そのもので剣を作り出し､攻撃に使用する｡
例：フラムベルク(火炎剣)／アイスブランド(氷冷剣)／アークウィンド(疾風剣)／ソイルヴォーグ(地裂剣)／トリプルファング(聖光剣)／ダークスレイヤー(黒破剣)／エレクトリッガー(雷雲剣)／ノクトフォレスト(森深剣)／エターナル(時空振撃剣)／ファング･オブ･ゼロ(邪聖撃滅剣)
＜装備品について＞
1.リュードの装備
・魔力剣『クリスナーガ』
刃渡り８０cmの片刃の剣｡蛇人族ナーガラーシャ族の王を護る戦士が愛用している｡白く冷たい光を放つ刃は､それ自身が氷より出来ているかのようである｡
・青のライトメイル
市販のライトメイルに知り合いの術士から貰った護りの紋章を埋め込んである｡
・マジックバック
ただのナップザック｡ライザから貰ったもの｡
・青のショルダーガード
一見ただの肩当だが､左肩側に埋まっている銀色の宝石により見た名以上の強度を持つ｡
2.ライザの装備
・魔力剣『ミスティックナイフ』
装備者を災難から護る､お守りのようなナイフ｡刀身が緑に光っている｡
・金のサークリット
術士団小隊長になった時にヴェルセリア伯よりいただいた金環｡額部分にエメラルドが埋まっている｡
・魔除けのネックレス
父からの誕生日プレゼント｡プラチナの鎖で､胸元に緑に光る金属があしらってある｡
・薄緑のマント
道具屋で見つけた掘り出し物｡薄いが耐火性･防水性に優れている｡
・ミスリル銀製の白い鎧『白ワシの鎧』
胸甲に､はばたく大鷲の姿が浅彫りされた鎧｡胸部と腰を護る｡
・龍槍『ドラグーン』
全長１６０cmで､大きな逆刺を持つ巨大な槍｡太古の昔獣神バハムートが扱っていたらしい｡
3.フォシルの装備
・魔剣『ヴェインスレイ』
邪悪な精霊を封じたと言われる､刃渡り９０cmの細身の長剣｡闇の精霊と相性がいい｡
・暗い赤のマント
炎の精霊の力のこもったマント｡少々の事では燃えたりしない｡
・濃紺のライトアーマー
動きを邪魔されないように作られた鎧｡術に対する耐性が特に高い｡
・黒いベルト
背中に当たる場所に､小型ナイフが仕込んである｡フォシルの奥の手の１つ｡
4.シンシアの持ち物
・神木の杖『ユグドラシル』
世界樹ユグドラシルの枝から作られた､飾り気のない杖｡回復の力を高める｡長さ１１０cm｡
・アヴォイドリング
持ち主に幸運をもたらすと言われる､青銅製のリング｡龍の浮き彫りがしてある｡
・精霊銀のマント
精霊たちが最も好むと言われている金属ミスリル銀を繊維に織り込んだマント｡
・銀製のヘアバンド
近くの店で買った髪留めに､自分で魔力を込めたもの｡術の集中を高める｡
・銀製のネックレス
術士になった時､母からプレゼントされた品｡守りの願いが込められている｡
5.エナの装備
・短剣『クリムゾン』
昔知り合いのエルフから貰った二本一組の短刀｡全長５０cm程で､刀身は炎のように波打った形をしている｡
・銀色の胸部鎧
鉄製の胸部鎧を銀で包み､魔力をかけた部分鎧｡非常に軽量｡
・黄色いレオタード風の服
旅先で助けた踊り子に貰った服｡彼女の強い意志がこもっている｡
6.シーラの装備
・インフィニティロッド『ウロボロス』
ファランザの街にある神殿が奉る､無限の象徴ウロボロスの力を秘めたロッド｡軽金属製で､神官長の証の１つ｡
・ライトプロテクター
灰色がかった銀色の胸部鎧｡材質は極秘｡術の耐性はピカイチ｡
・神官長の証
ローブの左胸元につけたブローチ｡表に神殿のシンボルである蛇が､裏に力の封印が描かれている｡
・純白金のサークレット
額部に蛇の浮き彫りが施されている｡蛇の目に当たる場所にルビーがはまっている｡
・神護の指輪
左手の薬指につけている､大き目の紫水晶がついた指輪｡魔力の波動で､物理攻撃から体を護る｡
