<召喚師と戦士の夜>
はい、きました。毎回様々な凝った展開を見せるSLG、サモンナイトの最新作です。
今回の時代は、サモンナイト1の時よりも更に昔。場所は海に浮かぶ忘れられた島。
前作で好評だった『男女から主人公を選ぶ』という形式を残しつつ、色々と工夫されているのが感じられる丁寧な作りが売り。
さらに、シナリオを書かれたのは都月狩さん。そこで暴れまわるキャラクター達の原画は飯塚武史さん。世界に溶け込んで流れる音楽担当は藤原千彰さんとシリーズ通してのメンバーが揃い踏みです。
<召喚師と戦士の主人公選び>
今回の主人公は、元・帝国軍所属の軍人。とある理由により軍を辞職、その時のツテで知り合いに家庭教師として雇われた方です。
主人公としてこちらが選ぶのは、『男か女か』『戦士か召喚師か』そして『得意属性は何か』。
この得意属性は、2のようにすぐさまパートナーが決定するものではない事が。結構ポイントです。
つまり、自分が鬼属性の教師でも、生徒(今回のパートナー)として霊属性が得意なキャラを選択できると言う事。この変更により、パートナーと役割が被ってしまい、サモナイト石の扱いをめぐって奪い合う、なんて事は起こらなくなりました。
前作では、主人公と護衛獣が同じ属性でどちらも召喚師だと、強い召喚魔法が重なるって事が良くありましたからね…(汗)
<召喚師と戦士の新システム>
1.パーティ能力
今回加わったシステムで、もっとも画期的なのはこれでしょう。
その時点での味方キャラ(予備軍も合わせる)のレベルがそのまま、パーティポイントとして蓄積されていまきす。
このパーティポイントを分配する事によって、回復アイテムを入手したり召喚魔法の消費MPを節減したり戦闘勝利後に追加アイテム入手したり、と様々な特典が利用できます。
あ、パーティポイントはその能力を外せば戻ってきますので付け替えは自由に出来ますよ。
中でも、序盤に使用可能になる魔石探索は、戦闘終了後にサモナイト石をおまけで貰える能力で、手頃なわりに結構重宝します。
このパーティ能力にはイベント戦闘でのみ発生する能力とフリーバトルでも有効なものとがあります。その辺りを考えて、戦闘ごとに付け替えると色々とお徳ですよ〜。
因みに。私がイベント戦闘時に着けているパーティ能力は…
『お宝発見』…戦闘終了後に追加アイテムゲット
『特殊召喚魔法陣・獣』…メイトルパの召喚魔方のMPを20%削減。主力魔法により各属性に変更
『魔石探索』…戦闘終了後にサモナイト石ゲット
『作戦会議』…味方の、直接攻撃クリティカル率を10%上昇
です(最大四つまで装備可能)
2.ブレイブクリア
今回、イベント戦闘時に『仲間が全員生きている』『仲間のレベルが一定値以下である』などの条件を満たしてクリアするとブレイブクリアとなり、パーティポイントにボーナスが貰えます。
パーティ能力の大半がブレイブクリアの回数によって入手できるらしいですが、少なくとも一周目はそんなの気にせずにレベル上げて挑戦しないと相当キツいと思われます。
追伸。管理人の一周目のブレイブクリア数…2回w
3.召喚ユニット育成システム
今回も、召喚術でユニットキャラとして呼び出せる召喚獣が存在します。
しかし、3では彼等に経験値を配分する事は出来ず、特製のエサ(フード)を食べさせる事により成長していきます。
また特殊能力を覚えるのにも、また別のフードを食べさせることとなります。
このフード、思ったよりもポコポコ手に入るので、ユニット召喚獣だけがどんどんレベルアップする事もあると思います。
ただし、戦闘参加の時のレベルは呼び出したキャラと同じレベルまで低下して呼び出されます。
つまり、例えばLv50のユニット召喚獣をLv12の召喚師が呼び出すと、戦闘時のユニット召喚獣の能力値はLV12の時のものまで低下して投入されると言う事です。
ただし、レベルアップにより覚えた能力だけは常に戦闘中に使用できるので、お気に入りのユニット召喚獣が居れば、トコトンその召喚獣にフードを与えつづける事も戦略の一つです。
追伸。管理人のデータではナガレとライザーと生徒の護衛獣を重点的に上げていました。
<召喚師と戦士のミニゲーム>
今回も様々なミニゲームが用意されています。
1.はりきりフィッシング
これが無ければサモナイではないと言い切れるほどのミニゲーム。短時間でお金を稼ぎたい時は便利かと。
コツとしては、ひたすら連打。宝箱狙いの時は素直にマタタビ団子で釣りましょう。
2.ダンス甲子園(違)
いわゆる、ボタン記憶ゲーム。とはいえ、常に画面に正解が出ているのでそれを制限時間内に押すだけです。
少々時間がかかりますが、稼げる金額は最高額。特賞として貰えるアイテムも中々に有用です。
3.もぐら叩き
2の瓦割りのパワーアップバージョン。今回は6方向がターゲット、しかも時間制限形に変更されました。
2の様に考える時間は無いので、あとは場数を踏んで出るパターンの種類を記憶するしかありません。
60〜79点で清酒・龍殺しが貰えるので、これを狙ってクリアするのも一つの方法ではありますね。
4.スロットマシーン
これ、未だによく法則が分らないんですよね。サモナイト石をコインの代りに使用するスロットマシーン。『777』が出れば特賞が貰えます。後は運(コラ)
5.大蓮ジャンプ
まあ、要は飛び石ですね。池に浮かんでいる蓮の上に飛び乗りながら対岸を目指します。
時間制限があるので悠長に次に移る場所を選んでいられない様に見えますが、実際の所『何も無い場所』と『枯れかけ小葉』の2ヵ所を避けて飛べば楽にクリアできます。後は慣れ(結局それかい)
6.運命の輪
ルーレットで的当てゲーム。高速で回転する板に、ダーツを当てるゲームですね。
ある程度回数を重ねると、『ここかな?』って所が分ってくるのが不思議なところです。
ちなみに、私これは苦手です(苦笑)
<召喚師と戦士のキャラクター紹介>
これに関しては、こちらに掲載してあります。ネタバレは含まない形式で書いてありますので、興味のあるお方はご覧下さいませ。
<召喚師と戦士の総合評価>
まず、読み込み速度が非常に速い。文章スキップ・パッドリセットがある。今の所誤字らしき場所が無いと、快適プレイを約束するポイントが満載です。
この点で言っても、お勧めするに値する作品であると言えると思いますよ。
で、全体的に見た時の欠点…………欠点、あるかな?(コラ)
強いて挙げれば、全体的に消費MPが大きい事でしょうが……これも、サモンナイト1の頃と比べたら可愛いものですよ。実際。
と言う事で。シミュレーションRPGやファンタジー世界が好きな方には迷わずお勧めできる作品となっています。お勧め度10です。
前作・前々作をご存知の方には、更にお勧め度を5ほど追加したい気分ですからね。
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