いろいろあって遅れましたが、ようやっと14巻を入手する事ができました。
皆様は、ヨコハマ買い出し紀行というコミックをご存知でしょうか?
講談社・アフタヌーンKCより、1995年から発売されてきた作品です。
地球の温暖化が進み、氷解とともに海岸の位置が大きく変わった世界。
そんな日本、ヨコハマの近傍で営業されている一つのカフェテリア。
一見閑古鳥が鳴くほどのうら寂れたお店で暮らす、一人の女性“初瀬野アルファ”さん。
彼女を中心として繰り広げられる、ホノボノ・ユックリとした空気の流れまで感じさせてくれるほどの世界。
一昔前に流行った言い方を借りれば、まさに癒し系コミックの王道をひた進む作品です。
著者の芦奈野ひとし先生については、こちらを参照という事で…。
2006年5月。
12年続いてきたアルファさんの物語も、とうとうこの14巻で終わりを迎えました。
私がこの作品に触れたのは18〜19くらいの時。
最初の5年は駆け足でアルファさんの足跡を追いかけ、
それから8年近く、アルファさんと共に世界を眺め続けた私。
年月を数えながらページをめくれば、
やはり、一筋縄では行かない感慨が溢れました。
ゆっくりと、しかし確実に変わり行く世界。
そんな中で、時間の流れから隔絶された人々。
これからも、彼女の視線は変わらず世界を捕え続けるのでしょう。
ゆっくりと、変わり行く世界を眺めながら。
物語を私が追う事は出来なくなりますが、彼女達に幸おおからんことを願って……。
追伸。
この素晴らしい世界を描いてくれた芦奈野ひとし先生に、
そして世界の入り口を教えてくれた親友のzekuに…。
ありがとう。
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