中国でデモ 日本政府の誤りを糾弾する

 皆さんもご存知でしょうが、
 現在、日本の発行した教科書の記述を中心として、
 中国で大きなデモや暴動が起こりました。

 これに対して、中国政府は『一切責任を持たない。現状を作り出したのはこれまでの日本の態度が悪いのだ』という発表をされているそうです。

 確かに、日本は戦時中の出来事について歪曲した書き方をしているでしょう。
 その事は、歴史を伝えるべき書物としては、決して許されるものではありません。
 少なくとも、歴史の教科書と言うものは義務教育を通じて日本人全員が目を通す書物です。
 そこに過去の間違いがあるなら、正直に直しましょうよ。

 だから、再度書きますが日本政府はさっさと直してしまえば良いと思いますよ。
 歴史上の事実を書いている書籍は、きちんと存在するのですから。
 中国の言いなりに直すのではなく、きちんと第三者の目から見た書き口にすべきだとおもいますよ。
 それに。
 今は、そこに頭を悩ませるよりも国内での郵政民営化とか、もっと暮らしに直結する問題を行ってくださいよ。

 そして、中国さん。
 責任無いとは言うものの、日本から中国に働きに出ている人間を守るのは、
 あなたがた中国政府の人たちです。
 だって、パスポートできちんと手続きをして、中国で働いているんですよ。
 その人の暮らしを守ることもせず『責任は無い』とデモを放置する中国。
 それは通じないでしょ。

 中国の法律では、店のガラスを一枚割った程度では罪にならないのだそうです。
 誰が“どれだけの量を”破壊したかで罪の重さが決まるとか。
 それはおかしいでしょう。
 営業妨害しているのです、それなりの罪を問うべきでしょう。暴徒たちに。

 そう、暴徒と書いてしまいますね。
 あれはデモではないです。
 本来、デモは各自の意見を主張するために行う事柄であり、暴力に訴えて物事を通すものではない。そう思っていますから。
 日本に関連する建物に石を投げ入れ、車を蹴り踏みつけ、あまつさえ銃弾を打ち込む。
 これはテロリストじみていませんか?

 ここからは、かなり管理人の私的意見が入ります。
 ……まあ、上のところも私的な意見が大多数を占めているのですけれどね(苦笑)

 さて、中国と言われて私が思い出すのは、
 中国であったサッカーの試合です。
 その中国人サポーターの行動。
 正直、あれを見てかなり引きましたよ。
 あの年齢層の暴動は、原因としては中国政府が行っている、大きすぎる反日思想推奨政治だと聞きました。
 こういうことやってても、まだ中国政府は『関係ありません』って言い張るのでしょうかね。
 私には、中国に責任が無いとはぜんぜん思えないのですよ。

 

 で、ですね。
 歴史についてですが、
 結局は勝てば官軍なのですよ。
 歴史は勝者によってつづられる。勝者に都合の悪い歴史は削られる。
 そうやって歴史書は作られていくのですよ。

 だから、イランやイラクでの戦争などでも、アメリカが絶対的正義として、米国が叫んでいるんでしょう。

 色々と、理不尽な事はありますけどね…。

 恐らくですが、日本政府が教科書の書き方を変えても、この暴動は起こったと思います。
 中国は世界最大の共産主義国家としてこれまで頑張ってきたわけですが、その国家に行き詰まりを──言葉は悪いですが──今更ながらに感じ、
 自由資本主義国家への転換を図っている国です。
 その経過において、これまで政府が抑え付けてきたさまざまな不満が爆発しそうになっているのかもしれません。
 こういった不満要素を解消するために、他国──ここでは、日本ですね──を敵対国家と見なし、不満の行き先をその国にぶつける…。
 こういう見方も出来るのかもしれませんね。

 

 

 

 結局、何を言いたいのかと言いますと。
 中国の犯罪者を取り締まる法律のおかしさ加減に腹を立てたわけでして。
 ガラス割ったらアカンでしょう。ましてや拳銃撃った時点で逮捕してもええやん。
 暴力的な行動は事前から計画されていたものではなく、集まった市民が自発的に行った行為らしいですが、
 あの行動の、どこに理性的な一面を見受けろと言うのでしょうか。
 無理無理。所詮そんな国なんやって。
 こう言われても仕方ないと思いません?

 

 最後に、日本政府および日本の皆様にお願いがります。
 この一連の行動で、在日中国人の皆さんを差別するのは違います。
 彼らは、様々な理由・意思により、日本に滞在されている人たちで、今回の──敢えてこう書きますが──馬鹿やってる中国人とは関係ないのですから。
 彼らを阻害する事は、今回の動きで中国に滞在している日本人を襲撃した、馬鹿なやり方と何ら変わりの無い事柄だと言う事は、
 ご理解願いたいです。

 

 ご清聴、ありがとうございました。



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