あの人と私と…

 

 あなたに出会ったのは、いつでしたでしょうか

 そう…もう、3年も前になるのですね

 あの時の私は、まだそのことを何も知らない存在でした

 そんな私に、あなたが示してくれたこと

 それは、今でも私の中で成長し続けています

 少し前に、遠い世界であなたの名前を見ました

 あの時は、悲しみでいっぱいになると同時に

 成長したあなたの姿を見る事が出来て嬉しかった

 でも、でもね

 私は、あなたに逢いたい

 私の全てに影響を与えてくれたあなたを、また近くに感じていたい

 それは、我が侭なのでしょうか?

 願っては行けないことなのでしょうか?

 もし、そうなのならば…あなたと出会わなければ良かった

 そうすれば、私はこんなに寂しい思いをせずに済んだのに…

 

 あれから、もう3年も経つのですね

 ようやく、あなたは帰って来てくれました

 大きく成長した、昔のままのあなたで

 

 

 おかえりなさい

 KIDいちの酒好きヒロイン『川島優夏』

 

 

 

 

 

 はい、と言うわけで。今回の暴走のお題は美少女ゲーム界にその名をとどろかせる『KID』さんが作成しているゲーム、『infinity』についてです。

 思い起こせば、3年前。当時『時間を超えるお話を書いてみたいな〜』と思っていた矢先に見つけたこのゲーム。
『同じ時を繰り返す』。そのフレーズに誘われて、私は特に感慨も受けずに手に取ったのです。
 心境は『小説の良い題材になるんじゃないの?』その程度だったと思います。
 そんな状況で、帰宅してプレイ。

 気付けば、そのストーリーにどっぷりと浸り切っていました。
 随所に散りばめられた伏線。それが後半に一気に絡み合うその様は、とても神秘的な感情を受けずにはいられませんでした。
 そして、infinityは私が初めて『攻略記事なしで全キャラをクリアしたデジタルノベル』に輝いたのです。


 そして、それから1年ほど経過して。
『PSの名作“infinity”がDCに移植! その名も“Never7”』
 この広告を店頭で発見したとき、本気でDCを購入を考えてしまいました。
 悩みに悩んだ末、金銭的な理由から泣く泣く手を引きました。


 それから、更に1年して。
『Ever17』
 “infinity”の流れを汲む作品の発売を知り、私は急ぎ足でアニメイトに赴きました。
 すこし緊張しながら、普段は使った事の無いリザーブカウンターで注文をする私。
 その時に私は初回限定版を手に入れられた嬉しさで舞い上がっていました。

 そして、発売日当日。
 予想より大きな梱包だった事に驚きつつも、帰宅して早速プレイ開始。


 は? そ、それでそれからどうなるん??

 ちょ…ちょっと待った! まだそこには人が…!

 !!!……………


 ………ほっほー。そう来ましたか。

 落ちつけたのは、バッドED後3人くらいをクリアした後でした。
 そこまで、ほぼノンストップ。
 語ればネタバレになるので語りませんが、受けた衝撃は“infinity”以上でした。

 そして、サウンドトラックの発売を知り発売日を念頭に置きながらプレイを続行。

 サントラ発売日にラストシナリオの途中で中断し、寂しい気持ちでアニメイトに。
『ゲームでED聴いてからサントラ聴きたかったなぁ』、そう思いつつ新着CD欄を探す私。
 …予約用紙一枚片手に店をあとにしました。

 発売日に商品が届かなかったとか。後日、入荷次第連絡をくれると言う事で帰宅しました。


 そして、今。2003年春。『Never7、PS2に移植決定!』
 この記事を見たのは、おりしも“Ever17”のキャラクターソングを購入した当日でした。
 “infinity”では語られなかった出来事を補完しつつ。新規イベントCGや、40以上ものアペンドストーリーを追加した、まさに『完全版』“infinity”
 売り場で見かける事があれば、購入してみて下さい。決して、損はさせません。

 

 以上。久々に長く語れて嬉しかった管理人でした。


 それでは、また…。

 


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