<夏休みの小旅行>

 8月の17日早朝から『二泊三日で、生まれて初めて軽井沢という土地への小旅行を実行しました。
 片道車で12時間以上、全走行距離1100キロメートル以上という行動範囲でした。
 その時々で感じたことや思ったことなどを書き連ねてみようと思う場所です。

<8月17日>
 朝6時30分、車に乗り込んで我が家を出発。
 残念ながら無免許な為に、運転は父にすべて委ねていましたが。

 今回の遠出が初旅行となる怖がりのテンが、休憩所などで食事も水も摂らないことに心配していましたが、アイスクリームを食べて少し元気を取り戻せた様子で安心しました。

 道中、自分が買ったCDなのに初めてファイナルディスタンスを聴く。(←MDに取る前に車に取り込まれてしまった結果。良くあること。)
 m-floがアレンジに参加しているヴァージョンが、やけに頭に残りました。オリジナルも好きですが、さらに格好良い曲に仕上がっていますね。

 1時ごろ。寄り道場所に到着。「いわさきちひろ」さんの「ちひろ美術館」。
 あのお方独特の表現方法で描かれた人物画を数十点見ました。この人の作品にはもの悲しくなる雰囲気が強いと思っているのは私だけなのでしょうか?

 あ、そうそう。道中、「佐久」、「麻績」、「白鳥」、「恵那」といった地名を発見。姉と一緒に含み笑いをしていたのは公然の秘密ですね。

 午後六時。渋滞に捕まりながらも何とか目的地である、軽井沢から少し離れた貸し別荘…っていうかコテージに到着。
 はじめに思ったこと。
 空気が冷たい。そして水も。
 水道栓ををひねっても、神戸ではぬるま湯しか出ないこのごろ。ところが、向こうではまさしく身を切るようにつめたい水が味わえました。
 午後七時になって夕食。…それなりの味でした。

 ってーか、言っていい?
 あんまりおいしくなかった。家で作るほうが美味いよ、あれは。

 その後は風呂に入り(シャワーだけど)、レオとテンの散歩を済まして。することが無くなったので11時に睡眠。
 とある事情でログハウス状の掛け梯子の上に位置するベッドにいけなかった私は一階でレオとテンと一緒にソファに寝転ぶ。
 え?どうして登らなかったのかって?
 ……梯子が怖かったんだよ。悪かったな。
 しかし、やることも無く目も冴えてしまっている状態だった私。
 『遊んで、遊んで』と寄って来るテンの相手をしていたり。その隙にソファを占領するレオと領地合戦をしたりして。
 結局眠れたのは午前1時。それでも楽しい夜でしたね。

<8月18日>
 朝6時に起きて、ジージャンを引っ掛けてレオたちの散歩に。それでも寒いなと感じながらもウンチを袋に入れて持ち帰って便所に流す。家にいるときからの私の日課。
 それが済んで7時30分からの朝食を済ませて。
 一行は『白糸の滝』見物のために車に乗り込みました。
 道中、さまざまな気や草花を眺めることが出来て楽しかったですね。テンは、相変わらず車の中でも怖がってましたけど。

 で、白糸の滝に到着。すがすがしい側のせせらぎを耳にしながら歩くこと数分。目の前に広がる風景に一瞬目を奪われました。
 静かな、涼しい空気の中に流れる滝。その風景は、小さいながらも荘厳な雰囲気をもっていました。

 滝の根元に投げ入れられた一円玉の大群を目にするまでは。
 ここは賽銭箱かっちゅうねん!雰囲気台無しや!


 白糸の滝の見物を終えた私たちは、軽井沢の市街地に繰り出すことに。
 ペンションでもらった「ペットと一緒に回れるおすすめスポット・WANだふるマップ」を片手に。
 確かに、色々なお店が並んでいますね。ペット同伴可能な飲食店もありました。
 雰囲気も爽やかな感じがありました。

 雨さえ降らなければ。

 いきなり振り出すんだもの。どえらくびっくりしましたよ。
 で、ペット同伴可能な飲食店の一つ、『テリヤキグリル』さんへ急行。
 ちょうどお昼過ぎだったので、そこで地鶏の照り焼きと、鶏肉とアスパラのクリームパスタを食べました。
 鶏肉は、焼き加減も上手く、その上脂肪部分も少なめで美味しかったです。
 パスタは…
 ごめんなさい。私が作ったほうが美味しいかも知れませんでした。

 その後、はす向かいのお店でテンに新しい胴輪を、レオにかっこよさアップなスカーフを購入。
 これからが凄かった。
 母と姉が服とかお土産を見に行っている間、主に私と父でレオとテンの面倒を見ていたのですが、道行く人々が口々に、『かわいい〜』を連発。レオもテンも幾人もの人になでてもらいました。
 テンは、始終ビクビクしてましたけど。


 と、こんな感じで楽しい時間を過ごしてコテージに帰還。朝と同じくコテージ横に車を止める。
 そして、家族でテレビを見ていた時悲劇が起こりました。

 ちょうどテレビを見る範囲に我が家の車が納まる位置に座っていた私。その目に、我が家の車の横をバックで抜けようとするワゴン車を発見。直後、

 ゴン キュリキュリキュリキュリ・・・・・・

 一瞬、何の音か理解できませんでした。
 が、直後に飛び出していった父の動きで理解。
 車、当てられたんですね。
 見に行ってみて絶句。
 左の前扉から後部タイヤ真上まで、一直線に傷が。
 しかも、当てたのはオーナーの奥さん。
 おいおい、しっかりしてくれよ。マジで。

 結局、修理はこちらで行って全額請求することとなりました。


 その日の食事後。レオたちの散歩中の途中でオーナーの奥さんが「せめてものお詫びに…」とお菓子を持ってきてくれました。
 やっぱり、きちんとしてますよね。凄いです。でもね、

 ここで「要冷蔵」のお菓子を渡されてもねぇ。

 まあ、そんなこんなで24時間テレビをしていたのでテレビを点けたままに。
 私は、ここで初めて、なっちをまじまじと見ました。
 可愛いじゃないですか。人気あるのもうなずけますね。

 順にお風呂も済ませて寝る体制を整えて。一人、また一人と就寝に移る家族たち。
 そんな中で、結局そのまま「深夜もヒッパレ」が終わるまで24時間テレビに付き合いました。

 次の日、朝飯後にすぐに帰るものだと思っていたので。

<8月19日>
 高速に乗ってからの、父の言葉。
「このまま帰るのもなんだし、霧が峰のあたりに行って見ようか」
 ちょっと焦りました。なぜなら、寝不足で体調悪かったからです。こんなことなら前日もっとはやく寝ておけばよかった。

 まあ、そんなこんなで車は飛騨・高山へ。
 クネクネと左右に曲がりながら続く車道を、カーブごとにこけそうになるレオを庇いながら登っていきました。
 テン?テンは母の足元の指定席にもぐりこんで周囲を怖がりながら揺られていましたね。
 そして山頂で霧にかこまれながら周囲を歩き回り、おみやげ物屋さんを散策して下山。
 途中松本市内で道に迷うものの、なんんとか新しく出来た高速道路に乗って岐路につきました。

 途中、「渋滞11キロ」との表示が。
 何事かと思いながらもハイウェイラジオがまだ設置されていない新しい高速道路な為情報が少なくおとなしく渋滞の最後尾に付きました。
 ゆったり走ること数十分。高速横に無闇と高いこけしが立っている辺りでいつのまにか渋滞から抜けていました。
 一体、何に詰まっていたのでしょうね?

 まさか、そのこけしでしょうかね?
 そのこけしにはこう書かれていました。
 『ようこそ 真ん中の町 美並へ』…一体、どこの真ん中なのでしょうね?

 その後、多賀サービスエリアで夕食を食べる以外には何処にも寄らないで走破しました。

 午後十時ごろ、なんとか我が家に到着。
 荷物整理もそこそこに、メールの確認から自分のホームページの掲示板まで周って、そこで疲れ果てました。
 この日記も、少し落ち着いた今打っていますし。

 以上、生まれて初めて軽井沢に行って来たデジデジでした。

 で、総評。

食事も服のセンスも、軽井沢より神戸の大勝利です。
あそこには、只単に涼みに行くだけですね。本気で。

 追伸。先日亡くなったメイさんは、今回は写真立てで参加。
 本当は生きている間に連れて行きたかったんですけどね。
 まあ、何はともあれそんなこんなでデジデジでした。

 やっぱり我が家が一番だよね

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