ELIGHBLE BLOODS 第8話
【外伝・Maiden and Monc】


 
 
「ぐっ…」
 部屋の中、堪えたうめき声が聞こえる。直後、誰かの声が聞こえた。
「どこまでも、役に立たないお人ですね。あなたという人は」
「す、すみませんファントム様」
 黒い戦闘服のようなものを着込んだ、全身陰のような男。その足元に相澤卓斗がかがみこんでいる。
 相澤の口元から一筋の血が流れ、体の各所にはいくつもの傷が刻まれていた。
「私の部下であるあなたがミスをすれば、私があの人のご不興を買うことになってしまうのですよ?」
「…十分、理解しているつもりです」
 そう返した相澤に、ファントムという男は小さく微笑んだ。
「では、次回は失敗をしないようお願いしますね?」
「…はい」
 相澤の返答を確認してから、ファントムは静かに部屋を立ち去った。
 
 ファントムが部屋を去り、しばらくして。
「卓斗」
「…ああ、奈津美か」
 小林奈津美が部屋に入ってきた。彼女も所々、傷のようなものを作っている。
「ったく、何者なんだよあの男」
 立ち上がって血まみれのつばを吐き、毒づくように呟いた。
「…ファントム。『適格者』でないにも関わらず、組織の上層部に加わっている人物」
「…自分の上司ながら、未だに理解できねー」
 それだけ言ってから、相澤が切り替えるようにいつもの笑みを浮かべる。
「で、今日の『仕事』は、またあの厄病神か?」
 疫病神。とりもなおさず神瞳や神崎のことであろう。
「今日は、ちょっと違う人ね。…はい、資料」
 小林から紙の束を渡され、相澤がパラパラとめくって…
「…おいおい、マジか?何だよこいつらは!?」
「お互い、下っ端は辛いわね」
 何故か、叫び声を上げる相澤。小林が慰めるように肩をたたいた。
 
 
 
 私立翡翠学園。その近辺にとある事情で有名な寺と神社がある。
 通常ではあまり見られないが、その寺と神社は隣接しているのである。
 この寺と神社を開いた人物同士が親友同士だったかららしいのだが、何か無茶がある気もしないでもない。
「蘇芳〜っ!」
 その敷地内に響き渡る少女の声。それに反応して、縁側で瞑想していた男が目を開いた。
 寺に染み込んでいるかのごとく、すっかり馴染んでいる僧服の男。もちろん、頭は丸坊主である。
 男はそのまま、声の響いてきた方向を見やる。
「ああ、ここに居られましたか」
 角を曲がって現れた人物は、黒髪を一本の三つ編みにして、典型的な巫女服を着ている。
「蘇芳、今からお買い物に行きたいんですけど、お手伝い願えませんか?」
 笑顔で聞く巫女少女に対し、蘇芳と呼ばれた男は顔をしかめて見せた。
「あら?もしかして『また買い物か?いい加減にしてくれよ昨日も行ったしどうせ僕は荷物持ちしかしないだろう?いい加減学業に専念するとか考えたらどうだ?』とかって思ってますか?」
 長いな。そんなにも喋っていないと思うが…
 蘇芳はただ黙って、こくりと頷いた。
 どうやら、言いたい事は合致していた様である。
「そうは仰いますけどね、蘇芳?私はあなたと違って学業だけではなくお払いなどに時間を割かねばならないのですし。たまには息抜きも必要でございましょう?」
 少女の声に、蘇芳は軽く首をすくめて見せた。
「今度は『たまには、って言っても。息抜きの方が長いじゃないか。神楽はいつ勉強しているんだ?』ですか?大きなお世話です!」
 少女は蘇芳の襟首を引っつかみ、有無を言わせぬ声で言った。
「さあ、今日は駅前デパートの冬物売り尽くしセールです!張り切って行きますよ!」
 そのまま廊下を引っ張って行かれながら、蘇芳は『やれやれ』といった感じで首を振った。
 今廊下を引きずられている男の名は『六道 蘇芳(りくどう すおう)』。この寺の長男である、学生兼見習い僧。
 その蘇芳を上機嫌で引きずっている少女は『霧島 神楽(きりしま かぐら)』。隣りの神社の次女で、こちらは学生巫女である。
 
 今回は、神瞳や神崎を離れて、同じ翡翠学園に通う彼女たちのお話である。
 
 
 駅前デパートの冬物売り尽くしセール会場にて……
「さぁ蘇芳、これから行くのは戦場です。良心という邪魔でしかない鎖をズバと断ち切ってくださいね」
 蘇芳は黙ったままだが、自分の顔に影がかかるのをハッキリと自覚できた。
 それは、この会場内に漂う殺気の所為で暗いからだというのでは、決してない。
「ムムム、あの辺のライバルなんか強敵そうですね」
 神楽は目を細めながらある一点を睨みつけるように見詰めた。その先が気になり、蘇芳も神楽の視線を目で追う。
 そこには薄紫色の髪をした少年と、黒と間違えそうなほど濃い青色の髪をした少女が、まるで友情でも確かめるようにお互いの拳を軽くぶつけあって呟き合っているのが見える。蘇芳は聞く気は無かったのだが、自然とその二人の声が耳に届いた。
“良いか並木。ここから先は戦場なんだ。死ぬ気…いや、殺ル気で行けよ”
“あったりまえじゃない!神瞳こそ、奪い合いになったら相手の腕を引き千切る気で奪い取りなさいよね”
“ククク、この日の為にしっかりとバタフライの刃を研いどいて正解だったぜ”
 それ以上聞くのはマズイと判断し、蘇芳は無理矢理意識をそのアウターゾーンから消した。果てしなく疲れる作業ではあったが。
「さあ、行きますわよ蘇芳!」
 意気込みきってワゴンに向かう神楽を、蘇芳は片手を振って見送った。
(まあ、この格好で入っていったら目立つし)
 彼の格好は寺に居た時と同じ僧服。神楽は私服に着替えているので、着替える時間が無かったとは思えないのだが…どうやら、この格好が蘇芳にとっての私服のようである。
 ふと、少し離れた所に新たな人影を見つけてそちらを見やる。
「流さん、すぐ帰ってきますからここで待っててくださいね」
「また勝手にほっつき歩いて迷子になるんじゃないわよ。探すのはこっちなんだから」
「分かってるって。でも、春菜ちゃんも紫乃さんも程々にしてくださいね?運ぶのは俺なんだから」
「分かってますよ。でも流さんこんな時にしか役に立ってくれそうにもありませんし死ぬ気で運んでくださいね?」
「…はい。頑張ります」
 見たところ兄弟か姉妹か、そんな三人組のようである。
 会場に意気揚揚と向かう女性二人を、涙を流しそうな表情で見送るその男に。蘇芳は軽い同情を覚えたと言う。
 
 
「うーん。結構いいお買い物が出来ましたね。大量大量」
 満足げに頷いて、手ぶらの神楽が帰路についている。
 その少し後ろから、両手にいくつもの紙袋をぶら下げた蘇芳が呆れたような顔でついて来ている。
「ですけれど、こんな機会ですし蘇芳も私服を買ってもよろしかったのではないですか?」
 身長の差から見上げて聞く神楽に、蘇芳は軽く首をすくめて見せた。
「『特に何処に行くでもないから私服は必要ない』ですか?私はそんなの耐えられませんけれど…」
 そんな取りとめもない会話を交わしていると、ようやく社寺が視野に入った。その直後。
「神楽」
 これまで一度も声を発さなかった蘇芳が、静かに神楽の名を呼んだ。
「ええ、分かっておりますわ。後ろからついて来てらっしゃるお客様ですね?」
 振り返る事も無く小声で返し、二人は一度神社の中へと入っていった。
 そして、それを見守る一組の視線。
「…アレは気付かれたな」
「ええ、そうね。厄介ねぇ」
 通りの角から顔を出したのは、相澤と小林である。
「…ちゃっちゃと仕掛けるか?」
「…聞くまでも無く、それしかないでしょうね。向こうもそのつもりだった様だし」
 小林の声を肯定するように、神社から二人が姿を現した。
 蘇芳は僧服のまま錫杖を持ち、神楽は巫女服に着替えてお払い棒を携えている。
「…しゃーねぇ、行くか」
「了解」
 
 
 卓斗には了解の声を出したものの、奈津美はハッキリ言ってノリ気ではなかった。なんせ、相手が相手なだけに。
 僧服を纏った無口な坊さんと、そんな彼とはまるで反対の性格をしている巫女服を着た巫女さん。その二人がそれぞれ印象にピッタリな武器(?)を構えて自分達に対峙しているのだ。
 戦意が削がれるというよりも、近寄りがたいと言った方が正しいかもしれない。
 ふと、自分達の上司―――『ファントム』の顔が思い浮かんだ。苦笑する。
 そう、自分達が生きていく為には嫌なことでも上司に命令されれば立ち向かわなければならない。たとえそれが、自分のしたいことではなくても。相手を意味も無く傷付けてしまうことでも……それが、組織の下っ端としての“掟”だ。
 簡単なこと。この二人をひっ捕らえて洗脳。自分達の組織の有能な部下にすることが今回の目的。もう一度繰り返す。そう、簡単なことだ。
 まずは卓斗が飛び出した。目標体に向けて一直線に走る。まずはひ弱そうな巫女の方から。
 卓斗は氷を手に集め、剣の形を形成した。氷に太陽の光が綺麗に乱反射する。
 あと1歩というところで蘇芳の錫杖が剣の軌道を邪魔した。
 ガキィン! と、甲高い金属音が辺り一面に響き渡る。チャンスはすぐに生まれた。
 力押しで対峙するかと思われたが、卓斗はアッサリとその場を横に避けた。が、その意味を蘇芳はすぐさま知ることとなる。
 卓斗の体の変わりに蘇芳の目に飛び込んできたものは、料理などで使われる金串よりももっと太い鉄針だった。蘇芳は口を開こうとしたが、
「使わないで蘇芳!」
 神楽が口を開いた途端、蘇芳の後ろ―――神楽のいる辺りから、折り鶴が姿を現しそれが鉄針を全て蹴散らした。己の体と引き換えに。
 今ので仕留められないか………
 奈津美は思いっきり舌打ちしたい気分になったが、今はそんな場合ではなかった。
 さきほどの鉄針の一撃を受けると思い込んでいたために、さらに追撃を喰らわそうと足を地面に強く踏み込んでいた卓斗に向かって蘇芳が錫杖を振り抜いたのだ。
 氷の剣でなんとか防ぐものの、卓斗はそのまま体を宙に浮かせながら後方に飛ばされる。
「た―――……っ」
 卓斗! と叫びかけた瞬間、視界の端に数個の折り鶴が飛来してくるのを捉えて、奈津美は素早く体を捻った。が、そのうちの一個が奈津美の横腹を切り裂いた。
 気を失うんじゃないのかというほどの激痛が彼女を襲う。しかし、なんとか崩れ落ちそうになる足を踏ん張り、踏み止まる。
 ―――――ホントに巫女?
 奈津美は自分の脇腹から溢れ出る出血を目で確認しながら心の中で呟いた。自然と苦笑の表情が浮かぶ。思ったほど、傷は深くない。
 そして卓斗の無事を確認するために目線を横にずらした。もちろん、またその隙に攻撃されてはたまらないので、しっかり神楽の姿を視界の端に留めておきながら。
 誰が見てもあきらかに、卓斗は蘇芳に圧されていた。
 卓斗はただ、蘇芳の振り回してくる錫杖を氷の剣で受けるだけの形となっている。だが、蘇芳はただ闇雲に錫杖を振り回しているわけではなく、ちゃんと相手の隙を突くように攻撃していた。
剣が下に下がれば上から振り下ろし、そしてガードが上段に向いているうちに錫杖を横に薙ぎったりしているのだ。
 奈津美はすぐさま卓斗達の方に向かって駆け出した。視界の端で神楽が折り鶴を放っているのを確認して、自分の能力―――磁力の力を使って大きな鉄板を引き寄せて飛来してくる折り鶴を防ぐ。
 走るたびに体が振動し、脇腹から伝わってくる激痛を必死に耐えながら懸命に走る。大切な仲間を助ける為に。
 
「奈津美!?」
 自分達の方に向かって駆け出してくる奈津美の姿に、卓斗は驚きを隠せなかったが、かえってそのことに気合が入り、氷の剣を握っている手に力を一気に入れて蘇芳を力で弾き飛ばした。
「卓斗!大丈夫!?」
「バカ!お前の方が『大丈夫?』だろが!」
 卓斗は奈津美の怪我をしている脇腹を横目で見ながら叫ぶように応えた。蘇芳を見ると、改めて錫杖を握り締めでいた。その隣に神楽が折り鶴を数個を手に納めている。
「―――――チッ」
 自分達の状況と相手側の状況を判断し、思わず舌打ちをしてしまう。
 パートナーである奈津美の怪我はそんなに深くはないが、その傷口から溢れ出す血の量はとても少ないとは言いがたい。動きやすいTシャツがどんどんとどす黒い赤のシミを広げていく。
 それに比べて相手はほとんど無傷である。
 となれば、ここでの最善策はひとつしかない。それは………
「少しガマンしろよ!」
「へ?……き、きゃあぁぁぁ!!」
 卓斗は奈津美を脇に抱えて駆け出した。
 すると神楽の手から折り鶴が数個飛来してくるものの、それらのほとんどを自分が握り締めている氷の剣で弾き飛ばすが、1,2個ほど頬を掠める。
「ちょっ、ちょっと卓斗!?…痛っ!」
「黙ってねぇと舌噛むぞ」
 奈津美と抱える腕に力を入れ、卓斗は長い石畳の階段を飛び降りた。
 途端に、微少の吐き気と共にひどい落下感が二人を包んだ。
 ダンッ―――!
「ぐっ……!」
 地面に着地したと同時に、卓斗の両足の足が悲鳴をあげる。その痛みに顔を少ししかめながらも、卓斗は近くに止めてあったバイクに奈津美を乗せた。
 歩くたびに足から激痛が伝わってくる。もしかしたらヒビくらい入っているかもしれないが、今は奈津美の容態の方が心配だった。
 さきほどまで少し紅潮気味だった顔が、今は少し青くなっていている。あきらかに出血のしすぎが原因であるのは目に見えている。
「くそが……っ」
 今すぐに目の前にある石畳の階段を駆け登ってあの二人をぶん殴ってやりたい衝動にかられたが、今はそんなことをしているヒマはない。追って来ないのが、せめてもの救いと思いながら、卓斗はアクセルを命一杯ふかした。
 前輪を少し上げながらバイクはものすごいエンジン音を轟かせながら、勢いよく走り出す。
 そのとき、卓斗は自分の頬から何かが流れ出ていることに気づいた。
 それが何かは分かっている。なんでそれが流れ出ているのかも分かっている。
 卓斗は自分自身の不甲斐なさに、自分自身に唾を吐きかけたくなっていた。
 奈津美はそんな卓斗の流したものを自分の頬に当たるのを感じながら、卓斗にも聞こえないぐらいの小さな声で「ゴメン……」と呟いた。
 
 
「去ったか…」
 安堵とも取れる呟きを発し。蘇芳が錫杖をトン、と地面につけた。
「驚きです。あの力、神社に代々伝えられている鬼の力なのでしょうか?」
 硬質プラスチック並みの強度を誇る折り鶴を易々と貫かれた事を思い出し、神楽は少し恐ろしさを覚えた。
「神楽」
 名前だけを呼ぶ蘇芳を見上げ、神楽が返答した。
「ええ。あの力、調べる必要があるのかもしれませんね。通常の人に操れる力とは考えにくいですし。…最悪の場合、もう一度戦わねばならないかもしれません。その時は…」
 少し言葉に詰まる神楽に、蘇芳は黙って首を縦に振った。
「…ええ、お願いしますね蘇芳。私だけでは危険でしょうし」
 打てば響く、そんな言葉が丁度当てはまるような会話を残して。
 神楽は神社へ、蘇芳は寺へと歩き去っていった。
 


 あとがき

デジ:はい、という事でデジデジです。
神崎:今回、俺の出番が一切無かったな…
並木:まあまあ、良いじゃない。
神崎:そりゃ、お前は出てたから良いと思うが…
デジ:すみませんね神崎さん。今回はテイルさんから頂いたキャラクターを元に肉付けして番外編っぽい仕上がりに出来たと思います。
並木:テイルさんありがとー。
デジ:さて、ではお二人の簡単な紹介を挟んで、にいたかさんにお渡ししますね。それでは。
 
<テイルさん提案、キャラクター原案>

名前:六道 蘇芳(りくどう すおう)
18歳 僧(お寺の長男)
能力:言霊(内容が大きくなるほど、体力の消耗が激しい)
通常武器:錫杖(しゃくじょう)
備考:一応学生、でも坊さん。私服は全て袈裟(笑)
 基本的に無口、というかまったく喋らない
 理由は、喋ると言霊を使ってしまうので
 
名前:霧島 神楽(きりしま かぐら)
18歳 巫女(神社の次女)
能力:紙(紙ならすべて意のままに操れる)
通常武器:払い棒(は〜らいたまえ〜、き〜よいたまえ〜……とか言う時に神主さん
が持って振ってるアレです)
備考:やはり学生、でも巫女さん。私服は巫女服のみ……な訳も無く(爆)基本的に良く喋る。というかマシンガントーク、相方の分も喋って喋って喋り捲り。
 周防との会話は主に手話と手記、及び読唇術(蘇芳が言いたいことを口パクで伝え、神楽がそれを読む)。でも、大抵の事は分かり合っている。アイコンタクトも可能
 
備考:両者の能力とも、神崎たちより前から所持していたもので、血族の力により伝えられたものである。
 
 
にいたか:ようやく金欠生活脱出! ども、にいたかです。
神瞳:オイコラ!今回は俺の名前出てねーじゃねーか! どー言うこった!?
にいたか:龍くんよかマシと思え! 個人的に好きなドクターすら出せなかったんだぞ!
神瞳:あんなエロヤブなんざほっとけ。俺がお前側じゃ主役なんだろが!
にいたか:フッ、バカな奴だ。こういうのってな、主役よりも脇役に気持ちが片寄るもんなんだよ。
神瞳:テメーなぁ………
にいたか:あっ、そーだ! まだデジデジさんにもドクターのプロフィール送ってなかったんだ!
神瞳:ああ?お前そりゃヤバイじゃねーか。
にいたか:そだな。ここでついでに書いておくか。と、言うわけでどーぞ!
 
 
名前:玖珂 雅斗(通称:ドクターorエロヤブ)
年齢:25(今年で26)
職業:医者(モグリ)
能力:GUN(金属を媒介に銃を形成。弾丸は使い手の血液を用いる)
通常武器:BLOODY EAGLE(ブラッディ イーグル・能力)
容姿:真紅の髪を短くして少し立てている。瞳の色はワインレッド。
備考:エロヤブ。でも腕は確か。もと軍医に所属していたらしく、それなりのサバイバル知識も豊富。アーケードの裏通りで診療所をやっているが、本人はあまり真剣に仕事をしない。が、美人な女が相手だと異常なほど張りきるのは男の性らしい。煙草は『CASTER』が好み。『タバコと美女は俺の人生だ!』が名言(迷言?)
 

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