KING’S FIELD シリーズ

発売元:フロムソフトウェア/ハード:PS/ジャンル:3DRPG/お勧め度:6


<フルポリゴンのRPG>
 その形態から、人によって賛否が激しく分かれるであろう名作RPGです。
 プレイヤーが歩く地形から、そこらに生えている木、そして人物などその場にあるものは全てポリゴンで描かれていて、画面酔いしやすい人は簡単に酔ってしまうこと請け合いなゲームでもあります。
 ただ、全てが立体感を伴って描かれているとも言えるので、通常では考えられないほどのリアリティーを実感できます。

<闇の神シース、光の邪竜ギーラをめぐる壮大な物語>
 現在発売されているもの(T〜V)は、一つにまとめて『ヴァーダイト物語』と呼ばれるつながりを有していて、各作品が深く関係しあっています。
 その壮大な物語の流れは、まるで一つの物語を読んでいるかのごとく流れていきます。

<キーワードは「孤独・冷たさ・非現実感」>
 通常画面は、常に主人公の視線となっていて、ともに行動する仲間は一人もいません。あなたは一種の魔物達が徘徊する仮想空間をたった一人で制覇せねばならないのです。その作業は(時には他の人の協力が必要不可欠な場面も多々ありますが)孤独感に耐えながらの作業となるでしょう。
 いつ後ろから襲い掛かってくるかも分からない異形の生物たち。通路に潜んでその犠牲となる生き物を狙っている数多のトラップ。そんな緊張が張り詰めた世界は、ある種の非現実感を感じさせるものでしょう。

<独特のシステム>
 このシリーズの特徴として、魔力を開放して放つ魔法と、自分の腕力で切り伏せる剣技の集大成ともいえる技『魔法剣』があります。これは文字通り魔力の宿った剣を開放し、その力を行使する技です。
 中には攻撃するだけではなく無敵になったりといった特殊技も含まれています。
 まあ、このシステムがとっつきにくさに拍車をかけている節が無いとは言えませんが。

<続編はPS2にて>
 個人的に待ち遠しいソフトの一つだったので、この記事を読んだ時は心底驚きました。PS2のスペックを使って描かれる世界観は、PSの時とはまた違った表現が含まれているでしょうから、そこら辺りにも期待が大きくなっています。

ゲーム紹介へ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送