TALES of PHANTASIA

発売元:ナムコ/ハード:SFC、PS/ジャンル:RPG/お勧め度:10


<正統派RPG>
 どうやらボクは正統派なRPGが大好きなようで。…まあそれは置いておいて、シナリオは正統派RPGであるにもかかわらず、戦闘画面においては個性の塊といった感じを受ける『テイルズ』シリーズ第一作目の作品です。
 初登場はSFC成熟期、多くの大作RPGがあふれかえる中、SFC最大容量での、戦闘フルボイスRPGとして登場したように記憶しています。

<独特の戦闘方式>
 このRPGの最大の特徴といっても過言ではない戦闘画面。横スクロールのアクションゲーム並に、いやそれ以上に画面を動き回るキャラクターたちは、見ていて飽きません。
 操作できるのは一人だけで後はコンピュータ任せ、と言った感じがありますが、主人公の必殺技がショートレンジ技やロングレンジ技に分かれているといった相手との距離を考えた戦闘システムは、このあとのシリーズに様々な工夫を加えられながら受け継がれていきます。

<個性的なキャラクター>
 世界観の特徴上(というか戦闘の関係上かも)、5人のメインキャラクターはそれぞれが違った職業に就いています。それが戦闘時に個性として現れるわけですが、通常画面でも職業とは違った、個性的な性格のキャラクターたちが所狭しと暴れてくれます。
 中でもハーフエルフの『アーチェ・クライン』というキャラクターは、このゲームプレイ以降の個人的キャラクターランキングでは常に上位をキープするほど印象に残っているキャラクターです。

<PS版は完全リメイク>
 このゲームの主題歌『夢は終わらない〜こぼれ落ちる時の雫〜』が指すように、時空を越えて復活したPS版TOP。完全リメイク版の名前は伊達ではなく、TOPの第二段であるTALESofDESTINYで培われた技術を駆使して様々なシステムを混ぜ込んだ、もはや(もちろん良い意味で)別のゲームといった感じさえ受ける作品となっています。
 フィールド上でのキャラクターの会話をフルボイスで聞けるフェイスチャットシステムや各地の料理人から伝授される料理システム、そして何と言ってもメインキャラクターの追加、などなど。新しい要素盛りだくさんです。
 戦闘画面も更に操作しやすくなり(SFCからPSになったことによるボタン操作の違いによるのでしょう)、さらに白熱したバトルが繰り広げられます。

<次回作が待ち遠しい>
 これを書いている時点では、次の作品であるTALESofETERNIAの作成が着々と進行している状態です。
 今回も前作同様、いやそれ以上にすばらしい作品になることを期待して止まない今日この頃です。

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